アンティークのガラスキャビネットの中で、一番、購入しやすい!と人気なのが、チャイナキャビネットと呼ばれるもの。
比較的、サイズが小ぶりのものが多くて使いやすく、ガラスの絵が描かれていたり、背板にミラーが貼られていたり・・・と、価格の割りに豪華で中に入れたものもキラキラ輝いて見えることが人気の理由じゃないかな??と個人的に思っています。
気になるのは、この名前。「チャイナキャビネット」と言っても中国のことではなく(笑)陶磁器のBone China(ボーンチャイナ)から来ています。もともとは、お客様用のティーカップやソーサー、ティーポットなどの陶磁器を収納するために作られた家具なんです。
だから、中に入っているものがよりキラキラ美しく見えるような加工が施されているんだな・・・って思ったら、なんだか納得です。
イギリスでは、アフタヌーンティーの時間が大切にされているから、そのときに使われる陶磁器を大切に扱って、こんな風に飾りながら大切に収納を楽しむための家具があるんだなって思うだけで、なんだか素敵だな~って。
でも、そう思うと、日本人の私達のお家にも、普段は使わないけれど、お客様が来られた時に必要なカップ&ソーサーとか大皿って絶対にありますよね。普段は使わないから、押入れなどにしまっている方も多いけれど、デザインも形も素敵なものが多いから、ぜひ、こんなキャビネットに飾りながら収納してみませんか??
リビングや応接室に置くのはもちろん、玄関に置いても、とても素敵なんです。気軽にいろんな場所に置けるから、ぜひおススメです!
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- いつも人気のハーフムーン型チャイナキャビネット
いつも人気のハーフムーン型チャイナキャビネット
- 水野 友紀子
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
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