アンティーク家具と過ごす京都の暮らし Kさま
- 水野 慎太郎

「お花を楽しむ人が、もっとゆったりと過ごせる場所にしたくて」
Kさまが新しい住まいに選ばれたのは、京都市内から少し離れた、静かな住宅街にあるデザイナーズマンション。
そのお部屋に合わせて選ばれたのが、私たちHandleのオールドパイン材のテーブルでした。
テーブルのために、わざわざお店まで足を運んでくださったKさま。
「実際に会いに行きたいと思ったんです」と笑ってくださったあの言葉が、とても嬉しくて、心に残っています。
今回Kさまのご自宅にお邪魔して、お話を伺ってきました。
オールドパインのアンティークテーブル

風合いのある空間で、たくさんの人をおもてなししたい・・・から始まった。
京都市内から少し外れた閑静な住宅街にあるおシャレなデザイナーズマンション。
可愛い色で塗られたペイントの壁におシャレな対面キッチン。
一目見て気に入られたそうです。
お仕事の傍ら、空いている時間を利用してお家でお花のアレンジメント教室を開いているKさま。
レッスンに来られる生徒さんたちが、もっとゆったりと過ごせる空間で楽しく時間を過ごせたら・・・と思ったことがきっかけで、引越しされることになったそうです。

お料理を作っておもてなしをするのが大好きなKさまは、食器や盛り付けにもこだわりが。
私たちがお伺いした時に出してくれたのは、白いお皿の上にフルーツをおシャレに盛り付けたスコーン。
まるでカフェのような雰囲気です。
「レッスンや、遊びに来てくれた人をおもてなしする用に、風合いのあるパイン材のテーブルが欲しくてずっと探していたんです。そこで見つけたのが、このテーブルでした」
理想のオールドパインテーブルとの出会い
「風合いのあるオールドパイン材の家具がいいなって、ずっとイメージを膨らませていたんです。
しばらく入院していた期間があって、このテーブルを見つけてしまって表情がとても気に入ってしまって・・
その間に、パソコンが見れなかったから、ずっとスマホの小さい画面を見ていたんです。」と可愛らしく笑うKさま。

京都弁の優しい喋り方で、一目見て気に入ってしまったアンティークのオールドパイン材のテーブルの話しをしてくれました。
「脚がストレートのものがいいなと思っていたのですが、なかなかなくて。
引き出しも付いていたから、すごく気に入ってしまって、実際にお店に会いに行こう!って思ったんです。
実際に見てみたら、やっぱりこの子だって思いました。」

京都から特急サンダーバードに乗って1時間半。
駅から歩いてお店に来られたKさまが気に入ってくれたのは、Handleがオープンした時からずっとお店で活躍してくれた思い出たっぷりの
オールドパイン材のテーブルでした。
「一緒に合わせる椅子もお店で見ながら決めました。チャーチチェアの色を悩んだのですが、
せっかくだったら全部お揃いじゃなくて、2脚2脚違う色であわせることにしました」

白いピッチャーを飾るアンティークキャビネット
実は、アンティーク家具を使うのは今回が初めてのKさま。もともと古いものが好きで、アンティークの小物は少しずつ集めていたそうです。
その中でもいつも気になるのがピッチャー。
「いろんなピッチャーを集めてここに飾りたいと思っています」とキッチンの前には北欧スタイルの
ガラスキャビネットを。

届いたばかりのキャビネットを開けて、早速、アンティークの白いピッチャーを中に入れて、「白い色が映えてステキ」と喜んでくれました。
天板の上には、実際に使おうと思って購入したばかりのアンティークのコーヒーミル。
今頃、どんな風に使われているか楽しみです。

寝室のアンティーク家具コーディネート
実は、テレビがないKさまのお家。
「読書したりPCで十分。テレビを見ている時間がないからテレビは置かずに自分だけの時間を楽しんでいます」

ゆっくり過ごしたい夜の時間、就寝まで落ち着いて過ごせるようにと寝室にはシャンデリアを。
壁のパープルに映えるよう選んだのは白いハンドルオリジナルのシャンデリア。

傍らには白いオープンシェルフを置いて、自分の好きなものを季節に合わせて飾ります。

実用的に使うようにベッドの横にはアンティークのチェストを。
同じ寝室の中には、白いペイントのドレッサーを置いて、季節のディスプレイを楽しむ予定とのこと。
オールドパインテーブルから始まる部屋作り

「すべての始まりはこのオールドパインのテーブルでした。部屋作りはこのテーブルに合わせて考えていきました。選び抜いた家具たちは、お部屋にぴったりでイメージ通り!」
Kさまからいただいたお手紙には、そんな言葉が添えられていました。
家具ひとつひとつに、想いを込めて選ばれたKさま。
そのやさしい暮らしの中に、Handleの家具たちが仲間入りできたことを、心からうれしく思います。

これからも、大切な人と過ごす時間や、お花と向き合うひとときのそばで、家具たちがそっと寄り添い続けられますように。
Kさま、本当にありがとうございました。