家具屋+主婦目線で家づくりを提案します！

今月から、28日のメルマガの内容が変わります。
約2年間、メルマガでいろんなアンティークの絵を描いてお話しをしてきました。そもそも描き始めたきっかけは、亡くなる1ヵ月前の父の病室。なんとなく持っていたスケッチブックに絵を描いたことでした。28日が来ると「今回は、何の絵を描こう？」っていつも慌てながら、思い付くいろんなアンティークの絵を描き、思うまま文章を書いてきました。

父と一緒に過ごした最後の時間がきっかけで始めたことだったので、私が買い付けてくるアンティークを全部描き尽くすまでは続けようと思って続けてきて、最近、ほぼご紹介出来た気がしていました。

次に、何を紹介しようかな？と思っていた最近、あることに気が付きました。
それは最近、お問い合わせで頂く内容が、家具単体より、家具が似合う「お家づくり」で悩んでいるものが多いと言うことです。

それは、私がお店でお客様とお話ししている時に相談を受けていた内容とほとんど同じでした。

そもそも、全く畑違いの薬剤師だった私が家具屋に嫁いで、初めて詳しく「家具」のことを勉強し「本物の木の家具」のよさを知って、次に天然木の家具に似合うキッチンの施工を行って、さらに新築やリフォームなどの図面が提案できるまで家づくりに携わってきました。

その後、初めて「アンティーク家具」と言うものを知って魅了されてしまい、なんとかこのよさをたくさんの方に知ってもらいたいと思って始めたオンラインショップがHandleです。
それから、しばらくの間、家作りより、この素敵なアンティークの「家具」を全国の方にご紹介することに一生懸命でしたが、少しずつアンティーク家具のよさを知ってもらうことが出来るようになって、家づくりで困っている方が多いことに気が付きました。

私が家具屋に嫁いだ当時、実は家具屋さんは男性ばかりの職場だったのですが、「家具を使うのは女性だから！」と女性目線で造った家具を扱い、男性しかいない職人さんに囲まれながら「使うのは女性だし･･･」と女性目線で作った間取りをご提案してきた私の意見。

女性でしかも職人さんからみると、完全に素人に近い私が、それまでの「家具とは、家とは、こうあるべき！」と言う定義と全く真逆の考えを提案するということは、職人さんにとっては、とんでもないこと(汗)なかなか受け入れてもらえないことも多かったけれど、逆に、素人の女性だった私が勉強して、さらに使う女性を重視した独自目線の提案や考え方が、お客様からは喜んで受け入れてもらえるようになることがわかってもらえるようになりました。

でも、まだまだ従来のままのスタイルを貫いている職人さんが多いので、せっかく素敵なお家を作りたいと思っても、反対されたり、違うものを提案されて困っている方がたくさんいらっしゃることに気が付いたので、アンティーク家具のおはなしを描きあげた今、今度は「夢のある素敵な生活空間」をお届けするお手伝いコラムを書いていこうと思います。

完全に私の「独自目線」(笑)なので、それまでの考え方と全く違うかもしれませんが、木の家具に携わってきて、天然木キッチンや洗面、リフォームから新築まで携わってきた家具屋だからこそ出来る素敵な生活空間をご提案します。