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【アンティーク部屋】マリーアントワネット気分で秋を楽しむフレンチスタイルのリビング
- 水野 友紀子
【アンティーク部屋】
マリーアントワネット気分で秋を楽しむ
フレンチスタイルのリビング
3年ぶりにフランスに行ったおかげで、すっかりフランスかぶれ(笑)
いつものことながら、しばらくの間、フランス気分を引きずってしまうので、今月は気持ちの赴くままにフレンチスタイルのリビングをコーディネートしてみました。
マリーアントワネットも愛したプチポワンのセティとサロンチェアを組み合わせたリビングで、秋を楽しむリビングのご提案です。
マリーアントワネットが愛した刺繍
フランスらしい美しいアンティークのセティ全体を包み込むのは、マリーアントワネットも愛したプチポワンの刺繍。
とっても細かい刺繍は、まるで絵画のような美しさなんです。
フランスの展示会場などで手に触れることが出来ないものを見れましたが、実際に日本で、こんなに身近に実生活で使えることがスゴイな・・・と改めて感動デス。
オーバル型のコーヒーテーブル
一緒に組み合わせたのは、フランスの家具らしい香りがプ~ンと漂ってくるコーヒーテーブル。
セティと同じく、フランスの家具らしいカブリオールレッグなので、統一感があります。
ちょっとめずらしいオーバル型のローテーブルは、サイズもそれほど大きくないのでどこにでも置けて使いやすい~!
フランス生まれのアルコパル
プチポワンの刺繍のお花のように、とっても可愛いお花がデザインされた、フランス生まれのアルコパル。
まるで陶磁器のような真っ白なミルクグラスは、フランスで愛されてきただけあって可愛い~!
手に入るのはビンテージだけってところも魅力です。
一人掛けを組み合わせてサロンセット
セティと一緒に1人掛けのアームチェアを組合わせることで、サロンセットになります。
昭和時代のいわゆる応接セットのようなものですが、同じ応接セットでもフランスアンティークの応接セットは見た目が全然違う~!
日本では、ふっかふかのソファを置いたアメリカ式リビングが最近の人気ですが、ヨーロッパでは昔も今も、ちゃんと座ってくつろぐ応接セットスタイルがやっぱり人気です。
気軽に使えるマガジンラック
セティの横には、気軽に移動できる便利なアンティーク家具、マガジンラックを置いて。
ちょこっとモノが置ける天板が付いているので、サイドテーブル代わりに使えてとっても便利なんです。
初めてのアンティーク家具としても、気軽に楽しんで頂けます。
湾曲ガラスのフレンチサイドボード
壁面には、とってもめずらしいフレンチスタイルのサイドボードを設置しました。
英国のアンティークでは、ミラーバックサイドボードと呼ばれて、比較的よく見かける形ですが、フランス生まれのものはやっぱりデザインが違う~!。
天板の両脇に1/4円タイプのミニサイズのガラスキャビネットがあるデザインですが、このキャビネットを造るために造られたであろう湾曲ガラス。
アンティークでしか手に入らない貴重品です。
いろんなものを乗せて使えるプチポワンのトレイ
キラッとゴールド色に輝く、ゴールド色のトレイの真ん中にデザインされているのもプチポワン。
家具の天板に置いて置けば、華やかなだけじゃなく、いろんなものを気軽に乗せることが出来るので、実用的に使って頂けます。
ヨーロッパ調のプランツスタンド
窓際に置いたのは、まるで本物の大理石のような石柱コラムデザインのおしゃれなプランツスタンド。
柱の部分には立体的なバラの花がデザインされているので、置いておくだけで絵になります。
これからの季節、室内用のプランター置き場として楽しんで頂けます。
フロアスタンド代わりに使うテーブルライト+チェスト
テーブルライトを置くスタンドとして使った、フレンチスタイルの細長いチェスト。
チェストの上に置くことで、フロアスタンドライトのように使うことが出来ます。
いろんなものが収納も出来て、安定感もバッチリのチェストとテーブルライトを組合わせてフロアスタンド生活を楽しんでみませんか?
ゴールド色で揃えるシャンデリアとスタンドライト
テーブルライトと同じくゴールド色で揃えたシャンデリア。
照明をお揃いの素材で揃えるとお部屋全体に統一感が出てきます。
今月の主役「プチポワン」
アンティーク家具屋を始めるまで知らなかったプチポワンですが、知れば知るほど、ドンドン好きになっていきます(笑)
昔の人は、どうやってこんなに細かく刺繍を施したんだろう・・・と考えると気が遠くなる~。
知れば知るほど好きになるプチポワンと、素敵な時間を過ごしてみませんか?
今回のコーディネートのまとめ・・・
毎回なんですが、フランスにいる時より、フランスから帰って来た後の方が引っ張られてしまう私(笑)
フランスにいる間は、どっぷりその世界に浸っているのでそれほどでもないんですが、帰って来てから余韻に浸る時間が長いんです。
と言うことで、フランスから帰って来たばかりで余韻を引きずりながらお届けする、今月のスタイリング。
フレンチスタイルのアンティーク家具が日常で使えることが楽しめるリビングのご提案デシタ。
【コーディネート実例】
リビング
フレンチエレガント
▼今回、使ったアイテムはコチラ
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13
【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
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