世界中の誰もが知っているロンドン最大の高級デパートと言えば、ハロッズ(Harrods)です。
売場面積は100万平方フィート以上!ピンッと来ないんですが、東京ドーム約2個分の広さの7フロアの中に330の専門店が出店しています。
とっても広くて、全部を見て回ろうと思うと、最低、半日はかかってしまう・・・(汗)
ハロッズの店員さんでも迷うと言われるくらい、店内は入り組んでいるので、まずはフロアガイドをもらってから、じっくり行きたい場所を決めてからショッピングにでかけると効率的に楽しめると思います。
ちなみに・・・大きな旅行バックは持ち込み不可!笑顔の主人は、この時、小さめのキャリーバックを持っていたんですが、入り口で黒人のドアマンに止められ、預けるよう指示されました(苦笑)
預けた荷物を返してもらうには、ハロッズで購入した商品のレシートが必要!しかも結構な金額のお買い物をしないと返してもらえないので、気軽に預けないようにご注意ください。
さて、外観だけでも、かなり重厚感が漂うハロッズ。セレブ御用達のデパートとして有名で、グリーン色にロゴが書かれたバックやハロッズベアを頭に思い浮かべる方も多いと思います。
ちなみに「くまのプーさん」は、ハロッズのテディベアから生まれたお話し。1921年のクリストファー・ロビン君の1歳のお誕生日にプレゼントされたのが、ハロッズのテディベアでした。
そして日本では、三越デパートのモデルとなった百貨店としても知られているハロッズ。プチ知識を入れたところで、探索してみましょう!
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ハロッズ(Harrods)で楽しむアンティーク旅
- 水野 友紀子
地下鉄ピカデリー線(Piccadilly Line)のナイツブリッジ(KIGHTSBRIDGE)の改札を出ると、Exit4 Harrods(ハロッズへの出口)という看板があり、出口を出るとハロッズに到着!
王室御用達で英国の象徴的存在だった大型デパートハロッズは、近年、ロイヤルワラントを失うまで、馬車でバッキンガム宮殿まで品物を運び続けていました。
ハロッズ(Harrods)の誕生は1824年。創業者のチャールズ・ヘンリー・ハロッドが25歳の時に始めた洋服店でした。
その後、1832年に食品雑貨店を始め、1834年に立ち上げた紅茶に特化した食品雑貨の小売店が、今日のハロッズの原点になっています。
1849年には、ロンドン万博の開催に向けて、現在の場所に移転。初代チャールズの息子、チャールズ・ディグビー・ハロッドに経営が引き継がれると、医薬品から筆記具まで、販売するアイテムを増やしていきます。
オスカー・ワイルド、チャールズ・チャップリンや、ヴィヴィアン・リー、A・A・ミルンなどなど、著名人や英国王室の人々を顧客に持つようになり、、
英国一の高級デパートに成長していきました。
1920年になると「ハロッズ・ファクトリー」を設立して、シルバー製品や靴、チョコレートなどの生産を開始しましたが、1959年に英国の大手・流通企業グループの「ハウス・オブ・フレイザー(House of Fraser)」に買収されることに。
1985年、エジプト人実業家のモハメド・アル・ファイド(Mohamed Al-Fayed)とその家族が「ハウス・オブ・フレイザー」を6億1,500万UKポンドで買収し、モハメドがハロッズの会長に就任。3億ポンドを投じてハロッズの店舗改修を実施することになり、この時以来、ハロッズの経営権は英国人の手を離れることになりました。
1989年には来店客に関するドレス・コードを導入し、サンダル履きや半ズボン着用などでの入店が禁止に!
アル・ファイド家の支配以降、ハロッズを訪れる観光客は圧倒的にアラブ人が多くなり、その後、2010年5月8日に「カタール・ホールディング」に経営権が引き継がれた店舗内でも、相変わらずベールを被った中近東系の訪問者たちの姿が目立つそうです。
おかげで、以前はセミフォーマルくらいのドレスアップをしないと入店できなかったハロッズの店内も、最近は観光客が増え、ラフな格好でも入店できるようになりました。
ちなみに、1997年8月31日に亡くなった英国王室のダイアナ元皇太子妃。その時に一緒に事故死したのが、彼女と交際中だったモハメド・アル-ファイドの息子、ドディ・アル-ファイド(Dodi Al-Fayed)でした。
ドディの死にショックを受けたモハメドは、2000年までにハロッズの英国王室御用達の許可を、自ら返上してしまいました。
経営者はカタール・ホールディングに変更となりましたが、現在でも、ダイアナ元皇太子妃とドディ・アル-ファイドの記念碑はハロッズの店舗内に飾られています。
1898年に英国で初めてのエスカレーターが誕生した場所がハロッズでした。
初めてエスカレーターに乗る人の精神を落ち着かせるために配られていたのがなんと!ブランデー☆
100年後の1997年には、2,000万UKポンド、なんと30億円をかけて「エジプシャン・エスカレーター」が館内に設置されました。
とっても凝ったデザインのエジプシャン・エスカレーター。
大きなスフィンクスの銅像が微笑んでいます(笑)
上を見上げると、エジプトにいる気分(笑)エジプト人のアルファイド氏の影響もあって「エジプシャンホール」もあり、スフィンクスも売り場のあちらこちらで見かけることが出来ます。
ここは一階(GROUND FLOOR)。ハロッズといえばやっぱりフードホール(Food Halls)が有名です。
日本のデパ地下をもっと高級にした雰囲気のフードコートの中で最もゴージャスなのが、やっぱり紅茶とチョコレート売り場。
有名ブランドのチョコレートやスイーツも販売されていて高級感たっぷりです。
フードホールにはイートインコーナーもあります。
シーフードバーニ、寿司バー、シャンパンバー、オイスターバーなどなど、数種類のバーがありますが、一番人気なのが、世界中の牡蠣好きがやってくるオイスターバー☆
この右に写っている牡蠣の6個入り、どんどん注文入ります。
オーダーが入るたび、殻からはずすので、待ち時間が結構あります・・・ご注意ください。
夜、ライトアップされた姿もとってもキレイなハロッズ。ロンドンに行った際は、ぜひ、お買い物を楽しんでください。
ハロッズ
・住所:87–135 Brompton Road, Knightsbridge, London SW1X 7XL
・電話:+44 (0)20 7730 1234
・営業時間:
【月曜~土曜】10:00~21:00
【日曜】11:30~18:00
・E-mail: help@harrods.com
・URL: https://www.harrods.com/en-jp/
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
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【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
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