バウハウスグリーンが彩る、北欧スタイルのくつろぎのラウンジ
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バウハウスグリーンが彩る北欧スタイルのラウンジ

- 冨田 文代
コーディネートのポイント
今月のテーマは「バウハウスグリーンが彩る、北欧スタイルのラウンジ」です。
壁のアートパネルに使われた深いグリーンをテーマカラーに決め、北欧家具の軽やかさを土台に、英国アンティークの小物で深みを足しました。
今回は、ゆったりくつろぐラウンジと、窓辺のワークスペースの2つのエリアに分けてご紹介します。読み終わるころには、同じ雰囲気のお部屋づくりのコツがつかめるはずです。
お部屋の主役になる「バウハウスグリーン」
お部屋のテーマカラーを決めた、バウハウスのアートパネル
北欧スタイルのラウンジづくりは、まずテーマカラーを一つ決めることから始めます。
今回の主役は、壁に飾ったバウハウス風のアートパネルの深いグリーン。この一色を軸に家具や小物を選ぶと、あれこれ足してもまとまって見えます。色に迷ったら、好きなアートから一色を選ぶのが近道です。
添えたアングルポイズのランプは、直線的でシンプルなデザイン。幾何学のパネルとも北欧の空間ともよく馴染みます。
ゆったりくつろぐラウンジスペース
ラウンジの主役、グリーンのチェスターフィールドソファ
ラウンジの主役は、テーマカラーのグリーンで選んだチェスターフィールドソファ。
大きなソファは、色をアートパネルと合わせるだけで空間の軸になります。重厚な英国スタイルも、グリーンなら重くなりすぎません。
背には、ジジム織りのオールドキリムのクッションカバーを。幾何学模様が、こなれたアクセントになります。
ソファと色をリンクさせたアーコールのラウンジチェア
向かいには、同じグリーンのアーコールのビンテージラウンジチェアを合わせました。
コツは、ソファとチェアの色をそろえること。形が違っても、グリーンでつなげれば一つの空間にまとまります。北欧スタイルは、一人掛けを組み合わせるほうが軽やかに仕上がります。
ソファの前を彩るコーヒーテーブルとペルシャ絨毯
ソファとチェアの間には、彫刻の美しいマホガニー材のコーヒーテーブルを。軽やかな空間に英国アンティークを一点足すと、ぐっと深みが出ます。
足元には、クムのペルシャ絨毯を敷きました。ボテ(ペイズリー)柄の華やかさが、グリーンの空間を上品に引き締めます。
テーブルに並べた、レトロなポットとトリオ
コーヒーテーブルには、ティータイムの器を並べました。
キャラメル色のホーンジー『サフラン』のティーポットに、ブランクサムチャイナのGracelineシリーズのトリオを合わせました。レトロな色みが、グリーンの空間にやさしく溶け込みます。
光が心地よい窓辺のワークスペース
窓辺に作った、光の心地よいワークスペース
ラウンジの隣、窓辺には小さなワークスペースを作りました。
壁で仕切らず、家具でゆるやかに区切るのが北欧スタイル。中心になるのは、天板を伸縮できるアーコールのドロップリーフテーブル。省スペースで使える、人気のビンテージ家具です。
丸テーブルに合わせたアーコールのゴールドスミスチェア
丸テーブルに合わせたのは、アーコールのゴールドスミスチェア。
細い背棒のすっきりした姿は、置いても圧迫感がなく、北欧スタイルの軽やかさそのものです。
ゴミ箱として使う、銅製のコールスカットル
チェアのそばには、銅製のコールスカットルを。
もとは石炭入れですが、ここではゴミ箱として使っています。磨かれた銅の色は、実用品とは思えないほど絵になります。
見せる収納のオープンシェルフと、フランスのフロアランプ
テーブルの横には、明るい木肌のチーク材のオープンシェルフを。抜けのあるデザインが空間を重くせず、本や雑貨を飾れば「見せる収納」になります。
隣に添えたのは、フランスから届いたコントワール・ドゥ・ファミーユのフロアランプ。やわらかな灯りが、夜のワークスペースを心地よく照らします。
ペン立てにした、遊び心のあるキャラクタージャグ
テーブルの上には遊び心を。キャラクタージャグ(トビージャグ)は、色えんぴつを挿してペン立てにしました。
きちんとした空間に、こんなユーモアを一つ効かせると、肩の力が抜けた大人の雰囲気になります。
お部屋の中心を照らすシャンデリア
2つのエリアの中心を照らすアイアンのシャンデリア
最後に、2つのエリアの中心には、黒いアイアンのシャンデリアを吊るしました。
キャンドル型の灯りを少し落とすと、空間に陰影が生まれます。大人っぽい雰囲気づくりには、明るすぎない照明がコツです。
まとめ
グリーンを主役に、北欧家具と英国アンティークを合わせたラウンジ
「バウハウスグリーンが彩る、北欧スタイルのラウンジ」の作り方を、アイテムごとにご紹介しました。
ポイントは3つだけです。
① アートからテーマカラーを一つ決める(今回はグリーン)
② 北欧家具の軽やかさを土台にする
③ 英国アンティークの小物で深みを足す
この順番でそろえれば、シンプルなのに奥行きのある大人のラウンジは、誰でも作れます。ぜひ好きな一色から、あなたのラウンジづくりを始めてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 北欧家具と英国アンティークは、一緒に合わせても大丈夫ですか?
A. はい。木の色みを合わせたり、今回のように「グリーン」など共通の色を決めておくと、年代やテイストの違う家具でも自然にまとまります。軽やかな北欧家具に重厚なアンティークを少し混ぜると、奥行きのある空間になります。
Q. お部屋のテーマカラーは、どうやって決めればいいですか?
A. ポスターやラグ、クッションなど、面積の小さいものから色を拾うのがおすすめです。今回はバウハウスのアートパネルのグリーンを軸にしました。まず一色決めると、家具や小物選びに迷いにくくなります。
Q. グリーンの家具は、取り入れるのが難しそうです。
A. 深みのあるグリーンは、意外とブラウンの木家具や英国アンティークと相性の良い色です。まずはクッションや小物など、小さな面積から取り入れると失敗しにくく、少しずつお部屋になじませていけます。

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冨田 文代
アンティークショップHandle コーディネーター
カラーコーディネーター2級(東京商工会議所主催)
ファッション販売能力検定2級
高校・中学校教諭1種免許(家庭)服飾デザインが好きで、大学では服飾美術を専攻。アパレル会社に勤務していたが、地元に戻ることになりHandleへ。
アパレルでの経験を活かし、洋服をコーディネートするように、おしゃれなお部屋のコーディネート方法を分かりやすく記事にし配信している。
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