ミックススタイルの和室で楽しむ夏のお茶会

冨田文代
冨田 文代
今月は、夏の午後にぴったりなミックススタイルの和室をご紹介します。
重厚なオーク材のブックケースとビューローを中心に、北欧のテレビキャビネット、温もりあるカントリーアームチェアなど色々なスタイルをミックスしたコーディネートのご紹介です。
今回の和室スタイリングで最初に選んだのは、この少しめずらしいデザインのオーク材アンティークブックケース
小さな真鍮の取っ手は、アンティークらしい渋みとツヤが絶妙。
ブックケースの中から出てきたのは、イギリスから届いた豪華な装飾のアンティークジュエリーボックス
テレビ台として置いたのは、北欧ヴィンテージのネイサン社(Nathan)のキャビネット。
キャビネットの上には、白色が爽やかなエインズレイの花器「MILLENIUM DAFFODIL」
書き物をしようと選んだのは、ブックケースと同じオーク材のライティングビューロー
彫刻がカッコいい扉にはアンティークの鍵が付いていて、このが取っ手代わりに。
ビューローの上には、イギリスの陶器スタッフォードシャードッグがちょこんとお座り。
その横には、SMITH社製の木製アンティーククロック。
お部屋の中央に置いたのは、繊細な彫刻が美しい一本足のコーヒーテーブル
テーブルの上には、ロイヤルアルバートの伊万里柄アンティークトリオとシルバーの食器たち。
今回のメインチェアは、フランスの「コントワール・ドゥ・ファミーユ」のパーソナルチェア「Margot」
和室にアクセントを加える、締め色ブラックのアイアンシャンデリアを吊るして完成!
オーク材のどっしり感と、北欧やフランスの軽やかなデザインがうまく溶け合った今回のミックススタイルの和室のご紹介でした。

ミックススタイルの和室で楽しむ夏のお茶会

ミックススタイルの和室で楽しむ夏のお茶会

今月は、夏の午後にぴったりなミックススタイルの和室をご紹介します。

重厚なオーク材のブックケースとビューローを中心に、小ぶりな英国コーヒーテーブル、軽やかな北欧のテレビキャビネット、温もりあるカントリーアームチェア、華やかなフランスのパーソナルチェア、もうひとつはコントワール・ドゥ・ファミーユのアームチェアを組み合わせました。
障子越しに差し込むやわらかな夏の光と畳の香りが、家具の個性をより引き立てます。

冷たい紅茶や旬のフルーツを添えたスイーツが並べば、涼やかで上質なティータイムのはじまりです。

重厚なオーク材のブックケース

重厚なオーク材のブックケース

今回の和室スタイリングで最初に選んだのは、この少しめずらしいデザインのオーク材アンティークブックケース
脚元は太くてまん丸のバルボスレッグ、そして扉には“太陽”を思わせるデザインがキラリ。
見た目の存在感も、収納力も頼もしい一台です。

真鍮の取手

真鍮の取手

小さな真鍮の取っ手は、アンティークらしい渋みとツヤが絶妙。
そのすぐ横には、花と太陽のモチーフの彫刻がちょこんとあしらわれていて、「よくぞここまで細かく…!」とつい見入ってしまいます。
落ち着いたたたずまいが和室のピッタリです。

宝石箱のような小物入れ

宝石箱のような小物入れ

ブックケースの中から出てきたのは、イギリスから届いた豪華な装飾のアンティークジュエリーボックス
中には色とりどりのアンティークブローチが並び、どれも可愛らしい存在感。
今日はどれをつけようか…ちょっと悩む時間もまた楽しいひとときです。

Nathanのヴィンテージキャビネット

Nathanのヴィンテージキャビネット

テレビ台として置いたのは、北欧ヴィンテージのミッドセンチュリーらしいおしゃれなキャビネット
ネイサン社(Nathan)の家具は、直線的で軽やかなデザインが魅力。
見た目のカッコよさだけでなく、使いやすさも抜群で、職人技が光ります。
どこか懐かしい雰囲気があり、畳との相性も抜群です。

特別なエインズレイ

特別なエインズレイ

ネイサンのキャビネットの上に置いたのは、白色が爽やかなエインズレイの花器「MILLENIUM DAFFODIL」
DAFFODILとは水仙のことで、口の部分には水仙の型押しが☆
清らかな白が、夏の暑さをやさしく和らげてくれます。

彫刻が映えるライティングビューロー

彫刻が映えるライティングビューロー

和室で書き物をしようと選んだのは、イギリスのアンティーク家具のライティングビューロー
ブックケースと同じオーク材で作られ、どっしりとした風格が漂います。
まさに英国アンティークらしい存在感。
赤い座面のチェアを合わせて、上品さと華やかさを添えました。

アンティークの鍵

鍵が取っ手になるアンティーク仕様

彫刻がカッコいい扉にはアンティークの鍵が付いていて、このが取っ手代わりに。
ちょっとした仕掛けがあるのも、アンティークならではの魅力です。
鍵を回して開けると、デスク部分がパタリと広がり、書き物スペースに早変わりします。

ビューローの上の名脇役たち

ビューローの上の名脇役たち

オーク材のビューローの上には、イギリスの陶器「スタッフォードシャードッグ」がちょこんとお座り。
その横には、SMITH社製の木製アンティーククロックが静かに時を刻んでいます。
ビューローの上が、ちょっとしたミニギャラリーになりました。

一本足のコーヒーテーブル

一本足のコーヒーテーブル

お部屋の中央に置いたのは、繊細な彫刻が美しい一本足のコーヒーテーブル
どっしりとした立派な脚ながら、高さはコーヒーテーブルとしてちょうど良く、天板は端正な丸型。
スコーンやティーカップを並べるのにもぴったりなサイズ感です。

ロイヤルアルバートとスコーンのティータイム

ロイヤルアルバートとスコーンのティータイム

テーブルの上には、イギリスから届いたロイヤルアルバートの伊万里柄アンティークトリオ。繊細な絵付けが目を引きます。
シルバーのバスケットにはスコーンを盛り付けて、少し特別なティータイムの完成。
夏の午後が、ちょっと贅沢な時間に変わります。

Margotのパーソナルチェア

Margotのパーソナルチェア

今回のメインチェアは、フランスの「コントワール・ドゥ・ファミーユ」のパーソナルチェア「Margot」
ルージュ色の生地に、ベージュとグレージュで描かれた花柄が上品で華やか。
オーク材が多い今回のスタイルに、ほどよい華やかさと軽やかさを添えてくれます。

「Eiffel」ブラックアイアンシャンデリア

ブラックアイアンシャンデリア

和室にアクセントを加える、締め色ブラックのアイアンシャンデリアを吊るして完成。
Handleオリジナルデザインで、その名も「Eiffel」。すっきりとした曲線と重厚感が、空間を引き締めてくれます。

まとめ

ミックススタイルの和室で楽しむ夏のお茶会

オーク材のどっしり感と、北欧やフランスの軽やかなデザインがうまく溶け合った今回のミックススタイルの和室
畳の香りや障子越しの夏の光に包まれると、アンティーク家具の表情もよりやさしく感じられます。
ロイヤルアルバートのカップに冷たい紅茶を注ぎ、スコーンを一口…そんな何気ない時間が、ちょっと特別に思えてくるから不思議です。

この夏は、家具や器と一緒にゆったり過ごす午後はいかがでしょうか?

→今月のスタイリングで使った商品一覧はコチラ


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ミックススタイルの和室で楽しむ夏のお茶会

今月のスタイリングで使用されている家具や、似たテイストのお部屋のコーディネート例などをご紹介しています。



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冨田文代

冨田 文代

アンティークショップHandle コーディネーター
カラーコーディネーター2級(東京商工会議所主催)
ファッション販売能力検定2級
高校・中学校教諭1種免許(家庭)

服飾デザインが好きで、大学では服飾美術を専攻。アパレル会社に勤務していたが、地元に戻ることになりHandleへ。
アパレルでの経験を活かし、洋服をコーディネートするように、おしゃれなお部屋のコーディネート方法を分かりやすく記事にし配信している。

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