今月は、「和室をおしゃれにしたいけど、どこから始める?」という方へ。
使っていない和室を一気に格上げするお洒落なアンティークの取り入れ方をご紹介します。
オーク材をベースにして、いろんなアンティーク家具を取り入れて畳と調和させた、涼やかおしゃれな和室をコーディネートしました。
畳×アンティークでつくる、Handle流の和室をご紹介します。
インテリアコーディネートのヒントが満載!インテリアの図書室

今月は、「和室をおしゃれにしたいけど、どこから始める?」という方へ。
使っていない和室を一気に格上げするお洒落なアンティークの取り入れ方をご紹介します。
オーク材をベースにして、いろんなアンティーク家具を取り入れて畳と調和させた、涼やかおしゃれな和室をコーディネートしました。
畳×アンティークでつくる、Handle流の和室をご紹介します。
まず和室の主役の家具は、こげ茶のオーク材に決定。畳には落ち着いた木目が本当に合います。
アンティークブックケースは
バルボスレッグと“太陽”モチーフの扉がポイント。
背が高すぎないから圧迫感も少なく、和室にピッタリです。
小さな真鍮の取っ手や彫刻は、アンティークならでは。
こげ茶の木部に少しのゴールドが入ると、品がよく華やかな印象になります。
デスクはブックケースと同じオーク材の
ライティングビューローを選びました。大物家具は木材をそろえると、後の組み合わせがラクになります。
使うときだけ扉を開いてデスクに、使わない時は閉じてすっきり。
椅子もオークで統一し、座面は畳に映える“赤”にして地味見え防止です。
ビューローの扉は、アンティークの鍵がそのまま取っ手にして開く仕様です。
クルッと回すと天板がパタリと開きます。開け閉めする動作も楽しいんです。
お部屋の真ん中は一本足が珍しいコーヒーテーブルを。
もちろんこれもオーク材です。四角が多い和室に、丸天板が入ると雰囲気がやわらぎます。ローテーブルより少し高めなので、座布団でも椅子でもOKです。
オークの家具でまとめすぎると重たくなりがちになります。
そこで直線がきれいなネイサン(Nathan)のヴィンテージキャビネットを追加しました。
チークの明るい色×シンプルなラインで、和室に“抜け感”をつくりました。
メインの椅子にはフランスの「コントワール・ドゥ・ファミーユ」の
Margotパーソナルチェアを選びました。
赤とクラシカルな花柄が、意外とオーク材と畳と好相性なんです。
デスクチェアの赤とリンクさせて、空間に統一感を出しました。全部ブラウンにせず、赤をポイントカラーにしています。
小物は「数少なめ・色数少なめ」で、ごちゃごちゃしないようにするのもポイント。
ビューローの上はスタッフォードシャードッグ+木製クロックをディスプレイしました。
ワンちゃんがどこか“狛犬”っぽく見えて、和の空間にも馴染みます。木製×オークの組み合わせも◎
和室を軽く見せて涼やかに見せるために、白の小物をプラスしました。
エインズレイの
「MILLENIUM DAFFODIL」のような白い花器を
濃い木の上に置くだけで、ぱっと明るくなります。
シルバーの
アンティークジュエリーボックスもおすすめ。
ガラスキャビネットやサイドボードにひとつ置くだけで、重めコーナーが軽やかな印象になります。
照明はHandleオリジナルの
「Eiffel」ブラックアイアンシャンデリア。
きらきら系ではなく、あえて黒アイアンで“すっきり”。シンプルなデザインはどんなお部屋にも合います。
今回は、使っていない和室を一気に格上げするおしゃれコーディネート術をご紹介しました。
オーク材をベースに、北欧やフランスのアンティーク家具を組み合わせて、畳と自然に調和する“涼やかで上品な和室”をつくっています。
ポイントはこの3つ。
1. オーク材で落ち着く土台をつくる
2. 北欧やフランス家具を少しミックス
3. 白やガラスで軽やかさをプラス
深みのあるオーク材の家具は、畳の色合いと相性が良く、和室にぴったり。
そこに北欧の直線的なデザインや、フランスの華やかな椅子を1〜2点取り入れることで、空間がぐっとおしゃれに見えます。
最後に、白い花器やガラスの小物を加えると、光を取り込んで夏らしい“抜け感”のある印象に。
眠っていた和室が、季節を感じながら心地よく過ごせるお気に入りの場所に変わります。
ぜひご自宅でも、アンティークを取り入れた“涼やかでおしゃれな和室づくり”を楽しんでみてください。
A. 大丈夫です。ポイントは高さと色。
低めの家具を選ぶと畳になじみやすく、落ち着いた木目(オークやチーク)が自然に溶け込みます。
脚裏にフェルトを貼ると、畳を傷めず安心です。
A. 少し濃いめのブラウンが◎。
畳のグリーンにはオークのような深い茶色がよく合います。
明るいチークを混ぜても軽やかさが出て、全体が重く見えません。
A. やわらかい灯りが似合います。
真鍮やアイアン素材、乳白ガラスのシェードなど、直視しない優しい光を選ぶと家具の木目がきれいに映えます。

冨田 文代
アンティークショップHandle コーディネーター
カラーコーディネーター2級(東京商工会議所主催)
ファッション販売能力検定2級
高校・中学校教諭1種免許(家庭)
服飾デザインが好きで、大学では服飾美術を専攻。アパレル会社に勤務していたが、地元に戻ることになりHandleへ。
アパレルでの経験を活かし、洋服をコーディネートするように、おしゃれなお部屋のコーディネート方法を分かりやすく記事にし配信している。
アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)
1903年創業
【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13
【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
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