アンティークの特徴
Handleで「アンティーク」とは、フランスやイギリスで買い付けてきた 1900年代前半~1970年代に作られたものを言います。まだ機械化されていなかった時代に、人の手で大切に作られて、現代まで大切に使い続けられてきたもの。それがアンティークです。
私たちは、そんなアンティークを大切に大切に扱って、きちんと使えるようにキレイに修復をしたものだけをお届けしていますが、新品ではないので、どんなにキレイに修復しても必ずキズや汚れはあります。
また、同じデザインや形のアンティークが見つかったとしても、工業製品ではないので、色や形、木目などは1つ1つ微妙に違います。
それが、アンティークの一番の特徴であり、アンティークの良さだと私達は考えています。
アンティークとは新品ではありません。
100年近く前に手作業で大切に作られたものを、100年経った今、もう一度使えるように修復したものです。
そもそも人の手によって「大切に作られ」「大切にされてきたもの」だからこそ、年月を経た今でも「アンティーク」として形が残っているものだと私達は考えています。
大切に作られ、
大切に使ってきた人たちの
「ものがたり」がある・・・
それがHandleが考えるアンティークです。
時間の経過とともに
キズが付いたり
汚れてたり
剥げたり
凹んだり
それらが年月を経たことで風合いに変わったものがアンティークです。
その「風合い」は決して人工的には作ることが出来ません。
「アンティーク風」では、どうしても表現することが出来ないものです。
人の手で歴史が刻み込まれ、年月を経たことで、世界中探しても、同じものが2つ作れない、贅沢な「一点もの」。
それがアンティークです。
私たちは、大切に扱われながらもキズがついたり、色が変わったり、凹んだりして時が刻み込まれ風合いに変わっていった「アンティークのよさ」をたくさんの方に伝えていきたいと思っています。
なので、キズや色、汚れがあることに対して、また、1つ1つが違うことに対して、それをアンティークの良さだとご理解頂き楽しんで使って頂けない方にはアンティークをお使い頂く事はおススメしていません。
また、Handleでは初めてアンティーク家具をお使いになる方でも安心出来るよう、塗装なども含め、全てキレイに仕上げています。
なので、仕上げがキレイなアンティークをご希望でない方には、Handleのアンティークはおススメ出来ません。
初めての方でも安心して使える、キレイなアンティークのみを自信を持ってお届けしています。
時が刻み込まれ風合いに変わっていったアンティークのよさをご理解頂き、楽しんで頂ける方にお使い頂けたら・・・と思っています。
きちんと修復してキレイにお直しをした自信のあるアンティークだけをお送りしていますが、アンティークには新品のものはありませんので、以下のことをご理解下さい。
※複数あるものを購入された場合は、色や形、キズや汚れは一つ一つ違います。
アンティークのガラス
プレスドグラスやボトルなど、アンティークのガラス製品には、キズや小さな欠けが入っている場合があります。
また、今のように機械化が発展していない時代に、作られたガラスには、割れているように見える気泡やゆがみ、またプレスした際の跡が残っている場合があります。
買い付けの時に、出来るだけキレイなものだけを選んできていますが、作られてから約100年ほどの時が経過した割れ物のガラスです。これだけの年月を経ても、まだ形が残っていることの凄さを感じながら、ご理解の上、お買い求めください。
発送の際、欠けがあった場合は、ヤスリをかけてキレイにし、使えると判断したものだけをお送りしていますが、写真に写せない小さなキズや欠けがつきものです。均一化された現代のガラスと違うアンティークらしい部分と、ご理解頂ける方のみご購入いただきますようお願いします。
【ご注意】
アンティークのガラスは、当たり前ですが耐熱ガラスではありません。熱いものや食器洗浄機を使うと割れますので、ご注意ください。
→アンティークのプレスドグラスを見る
アンティーク陶磁器
アンティークの陶磁器を買い付ける際、実用的に使えることが出来る、キレイなものだけを選んできていますが、新しいものではないので、カケやキズが入っている場合があります。
発送の際、最終チェックで、使用上、問題がないと判断したものだけをお送りしていますので、ご了承の上、お買い求めください。
また、縁取りなどに金彩が入っている陶磁器の場合、金スレがあります。金スレは、使ったり洗ったりする際の摩擦によって、どうしても起こるもの。逆に年月を経ても残っていることの貴重さを感じながらお使いいただけたらと思います。
時々、陶磁器に黒点と呼ばれる黒い点のようなものがある場合があります。これは、陶磁器を窯で焼く際に、窯内に漂う粒などが陶磁器に付着し、そのまま焼かれて固まったものです。
現代では市場に出ないものですが、黒点が入っているからと言って、ダメージはありません。機械化されていない時代に作られたアンティークの陶磁器らしい「個性」とご理解ください。
陶磁器の表面を覆う釉薬の部分にできる、細かいひび模様のようなものを貫入といいます。
アンティークの陶磁器を仕上げる際に使われる釉薬と、陶磁器(素地)は、窯で焼いた際の、激しい温度変化などで互いの素材に引っ張られ、ひび割れのような模様ができていますが使用上は問題ありません。
貫入は、古くから陶磁器の魅力とも考えられており、意図的に貫入を入れる陶磁器もあります。陶磁器自体に入っているひび割れではないため、使用上に問題はありません。アンティークの陶器らしさとご理解の上、お買い求め下さい。
→アンティークの陶磁器を見る
アンティークのシルバー
銀は空気中の亜硫酸ガスで硫化することで、どんなものでも時間と共に変色していきます。毎日使ったり触ることで、色が変わるのを防ぐことができますが、使わずに置いておくとどうしても黒ずんでいきます。Handleでは、シルバー磨きで磨いたものをお送りしていますが、多少の黒ずみが残っている場合があるります。予めご了承下さい。
アンティークのシルバー製品は、スターリングシルバーとシルバープレートに分かれます。シルバープレートは亜鉛や合金などの地金に銀をメッキしたものです。キレイなものだけを選んでいますが、オールドシェフィ―ルドコートプレートのような、ほぼ手に入らない古いシルバープレート以外は、ジュエリーのように精度が高いものではなく、不純物が混じっているため、錆が出ている部分があることもあります。アンティークの中ではかなりキレイなものを選んできていますので、ご理解の上、楽しんでお使い頂けますようお願いします。
→アンティークのシルバーを見る
アンティークステンドグラス
Handleのステンドグラスは、枠の部分もキレイに修復を行い、ペイントで仕上げてからお送りしています。枠の部分のペイントは、どうしても剥げてはがれる場合がありますので、ご了承下さい。
ステンドグラスのガラスが作られた当時、ガラスを作る技術が今のように進化していないため、よく気泡が入っています。
この気泡がキズやワレに見えて、間違われることがあるのですが、ガラスが高級だった時代に作られたステンドグラスの気泡は、ある意味、現代のガラスでは見つからないもの。それこそアンティークだからこそ見つかるもので一点ものなので、あたたかいガラスからの輝きを楽しんでください。本当に割れている場合は、別のガラスで補修できますので、お知らせください。
→アンティークのステンドを見る
ホウロウ製品
ホウロウ製品は、欠けやサビがある場合があります。
ホウロウはもともとガラスなので、欠けやすいです。また、欠けた部分からどうしてもサビが起こるので、アンティークの場合は必ず欠けやサビがあります。
これは新しいものを人工的にアンティーク加工したものとは違っていて、アンティークのほうろうだからこそ醸しだすほっこりする雰囲気があるので、楽しみながらお使い下さい。
→アンティークのホウロウ雑貨を見る
アンティークミラー
ミラーにはキズや汚れ、くもりなどがあります。アンティークのミラーには、どうしてもキズや汚れ、時にはくもりなどもあります。
100年近く経っているもので、ミラー自体が今のものと違い、とても厚みがあるので、仕方がありません。その分、周りのカッティングや、デコレーションなど、現代のものでは手に入らないアンティークのみの美しさがあります。
日常生活で使えるミラーのみを買い付けていますので、楽しみながらお使いください。
→アンティークのミラーを見る
アンティークの家具
素材に本物の木を使っているアンティーク家具は、どんなにキレイに修復しても、キズや汚れ、多少の反りやワレ、凹みやササクレなどがある場合があります。
木は伐ってからも生き続けます。伐ってからも呼吸をして湿気を吸ったりはいたりすることによって、反ったり割れることもありますが、それはアンティーク家具に限ったことではなく、木で造られた家具の場合、かならず起こりえることです。
凹みやささくれなどもありますが、それが木製品の特徴です。鉄やスチールなどにはない、本物の木で造られた家具の証だと思って、木だけが持つ温かみを感じてください。
アンティーク家具は一般的な無垢材の家具と同じで、乾燥によって割れたり反ったりする場合があります。
また、アーコールなど線の細いイスの場合は、乾燥による木の縮みなどで、きしみやグラつきの原因になりますので、エアコンの風が直接当たらないようにしてください。
また塗装が剥がれる原因になりますので、強い直射日光の当たる場所には置かないでください。
乾燥はお部屋のバロメーターにもなります。
家具が割れたり反ったり、きしんだりするということは、気付かないうちにお部屋もかなり乾燥しているという指標に。体にもよくないので、加湿器などを使われることをオススメします。
アンティークで使っているニスは、シュラックニスという天然素材をアルコールに溶解させたものです。
そのため、アルコールの入った消毒液などで拭くと塗装が剥がれ、染みの原因となります。
お掃除は普通の家具と同じように、乾拭きや固く絞った雑巾でお掃除してください。
→アンティークの家具を見る
アンティークのテーブル
アンティークで使われているワックスやニスは、天然のものなので、熱や水分に強くありません。
天板の上に置く時には、コースターやランチョンマットを使って置くようにしましょう。
輪染みの原因になりますので、ご注意ください。
→アンティークのテーブルを見る
アンティークのキャビネット
小ぶりなガラスキャビネットなどは、中に何も入れずに扉を開けると、扉の重みで前に倒れてくる場合があります。到着したら、ぜひ、中にものを入れてお使いください。
ガラスキャビネットのガラスは、オリジナルの重みのあるアンティークガラスです。割れてしまうと、同じガラスがご準備出来ませんのでご注意ください。
もちろん、逆に、重いものを乗せ過ぎると、たわんだり、棚板が外れる可能性があります。
→アンティークのキャビネットを見る
アンティークのチェスト
アンティークなので耐荷重量などの設定はありませんが、もちろん、通常お使い頂くには大丈夫なよう、きちんと修復してあります。
常識の範囲内で、普通の家具と同じようにお使いください。
チェストなど、引き出しの付いているものには、レールや転落防止などは付いていません。
引き出しを引っ張り出し過ぎると落ちますので、ご注意ください。
→アンティークのチェストを見る
アンティークのカギ
鍵が付いているアンティークでも、鍵として使えない場合があります。鍵として使えなくても取っ手として使えるものもありますが、それも出来ないダミーの場合があります。
作られたときは使えたのかも知れませんが、使っているうちに使えなくなったり、もともとダミーとして作られたものだったりします。
使えないものはもともと付けなくてもいいのですが、鍵のデザインが可愛いので、見ているだけでなんだかほっこりするので、お付けしています。キャビネットで取っ手として使えない場合は、扉の部分を持って、開けて下さい。
キリム
キリムの織り方にはいろんな方法がありますが、トルコのキリムでよく使われているのが「スリット織り」と呼ばれる織り方です。
模様を描く横糸の色を変えたいときに、糸を折り返して縦糸に巻き込む織り方なので、糸を変えた部分に切れ目のようなすき間ができ、穴が開いているように見えることがあります。
これはスリット織りの特性で、穴が空いているわけではありません。商品に問題があるわけではありませんのでご了承下さい。
しっかり手織りされているので、そこからほつれてバラバラになることもありませんのでご安心ください。
また、オールドキリムをクッションに加工したものは、現地でキリムの内側に裏地として不織布を使用しています。
加工を終えた後、一つ一つ、アイロンをかけて仕上げる際、織りの隙間から伝わったアイロンの熱が伝わったことで、小さな穴が不織布に空いてしまっていることがあります。
商品に問題はありませんので、手作りの風合いとしてご理解をお願いいたします。
アンティークのバスケット
アンティークのバスケットは、プラスチックやビニール袋のない時代に、お出掛けやお買い物のときに気軽に持ち運び出来るカバンとして使われていました。
食品や日用品など色んなものを入れて使われていたので、しっかり頑丈につくられてはいたのですが、どうしても藤や柳が切れている部分もあったり、汚れが取り切れない部分があります。
出来るだけ綺麗にお掃除し、使用上に問題がないものをお届けしています。
アンティークの風合いとしてご理解の上、お買い求め下さい。