Handleのはじまり


工場だった古い木造の建物を改装した友人の倉庫。 軽い気持ちで遊びに行って中に入ってみると・・・そこには今まで見たことのない世界が広がっていました!

目に飛び込んできたのは、無造作に高く積まれた、アンティーク家具の山!山!山!
倉庫の奥に進んでいくと、家具を一つ一つを 丁寧に修復しているクラフトマンの姿が見えました。


倉庫の中に山積みにされているアンティークの家具たちは、イギリスから船での長旅を終えて到着したばかりのもの。

ホコリをかぶっている物だらけで、正直、とても「キレイ」と呼べるものはありませんでした(笑)

座面が汚いもの、
脚が抜けているもの、
天板にシミが付いているもの、
扉が開かないもの、
塗装が剥がれてしまっているもの、などなど・・・

触れると、手が埃で真っ黒!(苦笑)
なのに、なんだかとても興味を持ってしまったんです。

それからは、自分でもおかしいくらい、まるでおもちゃ屋さんに来た子供のように、時間を忘れてゴソゴソ倉庫の中を探索しはじめました。もちろん、手は真っ黒です。(大笑)


いろいろ物色していくと、面白いことに気がつきました。イギリスからきているものなのに、なぜか、なんだか懐かしい感じがするんです。

なんとも落ち着く雰囲気の中で、あるものを見つけました。それは、私が初めて出会ったアンティークで、私のインテリアに対する思いを大きく変化させてくれた「チャーチチェア」です。

私が使っていたものとは、形も色も違うけれど、同じような存在感で佇んでいるチャーチチェアと、修復している職人さんの姿が見えました。

職人さんの左側には、修復前のボロボロの椅子が山積みに、右側には、修復を終えたばかりの、とても同じものとは思えないほど、ピカピカになっているチャーチチェアが!

正直、「これが、これになるの?!」とビックリしました。

同じ形だけれど、とても同じものとは思えないほどキレイ!

でも新しく作られた椅子とは違って、
時が刻み込まれ、
キズまでもが風合いに変化し
趣と風格が感じられる・・・

それは、長い年月を経て、ボロボロになった家具が、クラフトマンの手により修復されることによって、生まれ変わり、まるで再び息を吹き返したように見えました。

それを目の当たりにしたとき、「こんな素敵な家具が、こんなインテリアの世界があることを、もっとたくさんの人に伝えたい!

そう思ったことから、アンティーク家具ショップ「Handle」が誕生しました。

アンティークとは、
世界に1つだけのものです。

現代のものと違って、使われている素材が本物なので、修復すればずっと長い間使って頂けます。

機能面や価格面では、現代の家具にはかなわないかもしれませんが、1つあるだけで、そこから素敵な空間を広げてくれるそれがアンティークです。