これで解決!コードもスッキリ収まる穴あけ加工。

水野慎太郎
水野 慎太郎


アンティーク家具のサイドボードやキャビネットなどを使うときに、TVやオーディオ機器などの電化製品を置いたりする方が多いのですが、アンティーク家具があった当時は電化製品などない時代なので、電化製品のコードなどを通す穴などもちろん開いていません。
でも、コードもすっきり通したい!と言う方のために、 ハンドルではご購入頂いたアンティーク家具の背中の板にコードを通す穴を開けるサービスを行っています。
コードを開けることによってTVやDVD、ルーター、電話機、スマホ、パソコンなどの煩わしい電化製品のコードがスッキリ!と収納することができます。

ガラスキャビネットに穴あけ加工を行います!

今回は、こちらのガラスキャビネットをご購入いただいたお客様が、ご自分で中にLED照明を入れられたいとのことで、キャビネットの穴開けをご要望でした。
ガラスキャビネットにLED照明・・素敵ですね~。どんな風になるのか楽しみです!

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では、ご要望の位置、大きさに合わせてコード穴を開けていきます!

まずは穴を開ける位置を確定していきます。

お客様から指定していただいた場所をもとに、メジャーを使って穴を開ける位置を正確に測って確定していきます。

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穴を開ける位置に印をつけます。

穴の位置が決まったら、鉛筆やキリなどで印をつけます。

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いよいよ家具に穴を開けていきます!

ホールソーという穴あけ専用のドリルを使って穴を開けていきます。

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この穴あけはなかなか難しく、職人技が必要!
ここで難しいのが一気に穴を貫通させずに背中の板の厚みの半分くらいまでにすること。一気に穴を開けると背中の板がササクレだってしまい仕上がりがよくないので慎重に作業を行います。

次は背板から・・・

前から板の半分まで穴を開けたら、次に背板から同じように穴を開けていきます。

家具のコード穴開け

最後にもう一度前から・・・

仕上げにもう一度前からドリルで穴を開けて貫通させていきます。

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穴が開きました!

キレイに30ミリの穴が開きました。

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3回に分けて少しずつ穴を開けていくことで目立った大きなささくれもなくキレイに仕上がっています。

最後の仕上げに穴をサンドペーパーで滑らかにしていきます。

穴を開けた部分をサンドペーパーを使って滑らかにしていきます。

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完成です!

キレイに穴を開けることができました!
これでお客様もLEDライトを入れてアレンジして楽しんでいただけると思います!

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このお客様のようにアンティーク家具を自分なりにアレンジして使うのも素敵ですよね。
その際、「こんな風にしたいな・・」
「この部分をこうしてほしい!」など、出来る限りのご要望にお応えできるようにしていますので、お気軽にご相談くださいね!
今回はハンドルでも人気のアンティーク家具のオプションサービス「家具の穴あけ加工」の内容をご紹介しました!

今回修復したアイテム

アンティークのキャビネットはコチラからご覧いただけます。


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水野慎太郎

水野 慎太郎

創業明治36年、1903年から続く老舗家具屋4代目。
アンティークショップHandleオーナー。

小さい頃から囲まれて育ってきた、家具に対する知識と修復技術力は誰にも負けない自信がある。
30年後に日本の10人に1人がアンティーク家具を使っている文化を作ることを目標にし、日々、アンティーク家具の修復に奮闘中。

アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)

1903年創業

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